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使われなくなった化学用語・単位 [C3J-東大化学 日記]

こんにちは~ (*^_^*)/

使わなくなったもの、第2段です。

個人的に使わなくなったものと言えば、
Made in China食品ですね。大陸環境破壊(YouTube)は、黄砂によって九州が被害を受けるくらいですから、半端ではありません。食品の安全性なんぞ、期待する方が無駄というものです。マスコミは最近報道しなくなりました(YouTube)が・・・・
むき栗」は好きですが、大陸(YouTube)産はちょっと怖い(YouTube)ので、最近食べてないですね[もうやだ~(悲しい顔)]

さて、今回の使われなくなった用語は、有機化合物です。

沼気(しょうき) = メタン CH4
木精(もくせい) = メタノール CH3OH
酒精(しゅせい) = エタノール C2H5OH
糊精(こせい) = デキストリン
含水炭素(がんすいたんそ) = 炭水化物(糖類)
酒石(しゅせき) = 酒石酸水素カリウム
吐酒石(としゅせき) = 酒石酸アンチモニルカリウム
焦性葡萄酸(しょうせいぶどうさん) = ピルビン酸
  ※ 「焦性」とは、「元の酸を強熱したり乾留した時にできる」という意味です。
薄荷脳(はっかのう) = メントール
満那(まんな) = マンニトール
油酸(ゆさん) = オレイン酸 C17H33COOH
繊維素(せんいそ) = セルロース
  「繊維素」は、生物学ではフィブリンを指します。
竜脳(りゅうのう) = ボルネオール
・・・・など、探せば結構あるものですね。

まだ、社会的には抹殺されていないものの、高校教科書からは排除されつつある用語もあります。
葡萄糖(ぶどうとう) = グルコース C6H12O6
果糖(かとう) = フルクトースC6H12O6
脳糖(のうとう) = ガラクトース C6H12O6
麦芽糖(ばくがとう) = マルトース C12H22O11
蔗糖(しょとう) = スクロース,サッカロース C12H22O11
乳糖(にゅうとう) = ラクトース C12H22O11
樟脳(しょうのう) =カンファー C10H16O
石蝋(せきろう) = パラフィン
   ※ パラフィン = 炭素数が20以上のアルカン (常温で固体)
石炭酸(せきたんさん) = フェノール C6H5-OH

単糖類,二糖類の名称などは、そのまま使い続けても良いと思いますが・・・・
小学校の交ぜ書きや常用漢字でも思いますが、ふりがな(ルビ)で英語名を表記すれば良いだけだと思いませんか?

大学入試では、こうした古い(?)表現を態(わざ)と使って表記することもあるので、知っておいて損はしないと思います。
昔の本などを読んでいると、しばしば目にする言葉も入っていますよね。


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