お薦め参考書 レーニンジャーの新生化学(上巻) [CVX-化学発展演習 日記]
こんにちは~ (*^_^*)/
少しずつ日が長くなってきましたね。
これから、春に向けて次第に暖かくなっていく・・・・と良いですねぇ。
今日は昨日よりも少し暖かかった気がします。
さて、
梧桐の大学受験時の話ですが、
我が化学の師匠・大西憲昇氏より、
「より深い理解をするためには、大学受験参考書だけでなく、
今は難しくても、大学で使っている良い本を持っておくと良い。
全部を理解しようとせずに、必要とするところだけ使えば良いのだ」
と、『有機電子論解説(井本稔著)』を薦められて購入しました。
受験までに全てを消化はできませんでしたが、有機電子論から
ヒドロキシル基に結合してオキソ酸となる電子求引性の基や
、極性分子のモトになる誘起効果など、有機化合物の性質を
構造を見ただけで推定できるようになりました。
これは、大学入試だけでなく、大学に入ってからも大いに役に立ちました。
大学受験用の参考書は、紙面の関係や高校履修範囲との兼ね合いで、
どうしても内容的にカットしている部分があるため、皆さんに伝達できる情報の幅に
限界があります。
ですから、基礎力のある(=日本語の論理的な文書を読んで理解する力があり必要最小限の
その科目に対する知識を持っている)人であれば、
適切な指導の下で専門書を使うのは、むしろ好ましいと思います。
特に、このC3VXを受講しようというハイレベルな皆さんならなおさらです。
さて、
化学Ⅱ分野の「生命と物質」の範囲で梧桐がお薦めしたい1冊は、
「レーニンジャーの新生化学」です。
油脂・糖類・アミノ酸・タンパク質・核酸など、大学受験生がこれから読み始めても
十分役に立つ基礎から発展まで網羅する参考書です。
高校教科書レベルの初歩的なところから、きちんとした説明を入れて解説しているので
必然的に「上巻・下巻」と膨大な量になりますが、受験で必要なのは「上巻」だけです。
「下巻」は大学に入ったら使って下さい。
大学の参考書には、難しすぎて独習では手も足も出ない達磨状態になる本が多い中、
この本は初心者にも説明が分かりやすいですね。
レイアウトは、必ずしも良いとは言えませんが、図や表が各ページに掲載されていて
理解を助けてくれます。
「化学の新研究(三省堂)」も、大学受験参考書としては頑張ってはいますが、やはり
紙面の都合上か、割愛されている内容が多いので、生化学(教科書では「生命と物質」)の
内容に物足りなさを感じる人には、納得しながら学べる本書は必ず応えてくれるでしょう。
解説の文章は、受験参考書にありがちな直感的に分かるタイプではなく、
論理的にしっかりと記述されていて、読み込むほどに理解が深まるタイプです。
梧桐は、第2版を購入しましたが、すでに第4版も出版され、完成度が高くなっています。
本棚の肥やしになる心配のない本です。
少しずつ日が長くなってきましたね。
これから、春に向けて次第に暖かくなっていく・・・・と良いですねぇ。
今日は昨日よりも少し暖かかった気がします。
さて、
梧桐の大学受験時の話ですが、
我が化学の師匠・大西憲昇氏より、
「より深い理解をするためには、大学受験参考書だけでなく、
今は難しくても、大学で使っている良い本を持っておくと良い。
全部を理解しようとせずに、必要とするところだけ使えば良いのだ」
と、『有機電子論解説(井本稔著)』を薦められて購入しました。
受験までに全てを消化はできませんでしたが、有機電子論から
ヒドロキシル基に結合してオキソ酸となる電子求引性の基や
、極性分子のモトになる誘起効果など、有機化合物の性質を
構造を見ただけで推定できるようになりました。
これは、大学入試だけでなく、大学に入ってからも大いに役に立ちました。
大学受験用の参考書は、紙面の関係や高校履修範囲との兼ね合いで、
どうしても内容的にカットしている部分があるため、皆さんに伝達できる情報の幅に
限界があります。
ですから、基礎力のある(=日本語の論理的な文書を読んで理解する力があり必要最小限の
その科目に対する知識を持っている)人であれば、
適切な指導の下で専門書を使うのは、むしろ好ましいと思います。
特に、このC3VXを受講しようというハイレベルな皆さんならなおさらです。
さて、
化学Ⅱ分野の「生命と物質」の範囲で梧桐がお薦めしたい1冊は、
「レーニンジャーの新生化学」です。
油脂・糖類・アミノ酸・タンパク質・核酸など、大学受験生がこれから読み始めても
十分役に立つ基礎から発展まで網羅する参考書です。
高校教科書レベルの初歩的なところから、きちんとした説明を入れて解説しているので
必然的に「上巻・下巻」と膨大な量になりますが、受験で必要なのは「上巻」だけです。
「下巻」は大学に入ったら使って下さい。
大学の参考書には、難しすぎて独習では手も足も出ない達磨状態になる本が多い中、
この本は初心者にも説明が分かりやすいですね。
レイアウトは、必ずしも良いとは言えませんが、図や表が各ページに掲載されていて
理解を助けてくれます。
「化学の新研究(三省堂)」も、大学受験参考書としては頑張ってはいますが、やはり
紙面の都合上か、割愛されている内容が多いので、生化学(教科書では「生命と物質」)の
内容に物足りなさを感じる人には、納得しながら学べる本書は必ず応えてくれるでしょう。
解説の文章は、受験参考書にありがちな直感的に分かるタイプではなく、
論理的にしっかりと記述されていて、読み込むほどに理解が深まるタイプです。
梧桐は、第2版を購入しましたが、すでに第4版も出版され、完成度が高くなっています。
本棚の肥やしになる心配のない本です。
2010-02-10 03:13
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