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【40×40】 だまされた国民 宮嶋茂樹 [社会・環境問題]

こんにちは~ (*^_^*)/

脱原発派と原発推進派、見事な二項対立の図ですね。少なくとも、大マスコミの報道を見ると、脱原発派が原発推進派をつるし上げる構図が良く現れています。まるで、Chinaの文化大革命のように・・・・(Chinaみたいにネット検閲でChina共産党に都合の悪い真実を抹殺しているので表に出てきませんが、犠牲者は1000万人を超え、30年は経済が遅れたと言われています)。

このChinaの共産主義について、面白い記事がありました。

 ------------------------------(産経新聞2011.8.20)

「踊れる獅子」の曲がり角

元警視総監・米村敏朗

 40年近くにわたって、読み返している本がある。「共産主義批判の常識」とその姉妹編とも いうべき「私とマルクシズム」である。著者は経済学者の小泉信三博士。戦前は慶応義塾の塾長を務め、戦後は昭和24年に東宮御教育常時参与に就かれ、34 年に御用済みとなった後も東宮職参与として、当時の皇太子、同妃両殿下に長くお仕えした。氏の学識、人となりなどは、今村武雄著の「小泉信三伝」に詳し い。

 さて件の2冊だが、24年、25年と相次いで出版され、戦後日本でも共産主義に関する言論と行動が世間一般の共感を呼ぶ中、あえて 「社会主義共産主義に対する批判の常識程度のこと」を記し、多くの反響を呼んだものである。とはいえ、氏がマルクシズムについて、長年にわたり、しかも真 摯(しんし)に思索をめぐらした結果を著したもの故、「批判の常識程度のこと」とはいえ、読んで理解するには、これまたマルクシズムについての常識程度の 勉強が必須のように思われた。幸いにも私は学生時代に幾分勉強した。思うに、氏のマルクシズム共産主義に対する基本的考えは次の2文に集約される。

 「私はマルクスの学説に多くの学ぶべきもののあることを決して否定するものではない…ただ私の嫌うところは、マルクシズムに存する偏説と誇張である

  「共産主義に対する批判の程度は、その国の文化水準を判ぜしめる。共産主義を信奉することは、実例の示す通り、後進不文の国民にでも充分で きる。ひとりこれに対して理論的の批判を加えることは、個人人格の尊貴と、寛容、相互理解の価値を知る文明国民にして始めてなしうるところである」(原文 まま)

 先月23日、中国浙江省・温州で起こった高速鉄道事故。何よりもわが耳目を疑ったのは、最も重要な救助活動も早々に、事故を起こし た先頭車両を重機で壊し、地中に埋めたことだ。しかも白昼堂々ということだから、後ろめたさも何もあったものではない。さすがにその後、温家宝首相が現地 に乗り込み、弁明に努め、残骸が掘り起こされることとなったが、国家指導部、共産党に対する民衆の不信は拭いがたいものとなったであろう。

  私は、中国の長い歴史を見て、中国が「後進不文の国」であるとは思わない。奥深い魅力的な国であると思っている。それでいて、今回の事態のみならず、先の 尖閣諸島沖での中国漁船体当たり(衝突ではない)に際しての中国当局の対応を見るにつけ、「個人人格の尊貴と、寛容、相互理解の価値」など知るところにあ らずかと慨嘆せざるをえない。

 はたして、これは共産主義のしからしめる必然なのか、それとも共産主義パトス、本来あったであろうヒューマニズムの精神すら忘れた、独善的な官僚主義の結果なのか。

  かつて警察庁外事課長として中国を訪れ、公安部幹部と歓談したときのことだ。「米村先生は北京と上海しか見ていない。中国は広く、地方ではさまざまな問題 を抱えている。ぜひそういうところも見て、いろいろと教えてほしい」。外交辞令とも思えぬ、むしろ気色ばった口吻(こうふん)に驚いた。今や世界を舞台に 「踊れる獅子」となった中国。その実、内外ともに、極めて大切な曲がり角に来ていることだけは違いない。(よねむら としろう)

-------------------------(以上引用終わり)-------------------- 

カール・マルクスは「宗教はアヘンだ」 と言いました。しかし、「共産主義もまたアヘン」だったのです。一度アヘン中毒になれば、そこから脱出するのに、とてつもなく強い精神力と忍耐力を求められます。共産主義もまた同じように、共産主義の大本山のソ連が崩壊し、その理論的な欠陥が明らかになった今日でも、共産主義を密かに信奉する人たちは多い。彼らは、Chinaやソ連など共産主義国の核兵器には目をつぶった偏った「反核運動」を行い、福島原発の事故の後は、日本海側に建設される200ものChinaの原発に目をつぶり「脱原発」を叫んでいます。それを奇妙に感じないのは、大マスコミに洗脳されてしまった証拠でしょう。

ここで、産経新聞の【40×40】に掲載された、いくつかの記事を取り上げます。梧桐は以下の全てに賛同するわけではありませんが、他の大マスコミでは飛び出してこない意見なので、こんな記事が存在すること自体を、日本の健全性の証しと考えます。だって、同じ意見しか出てこないなら、それは全体主義国家のそれでしょ。

 --------------------------------------(産経新聞2011.5.26)

産業の息の根止めるつもりか

宮嶋茂樹 

 戦後最大の災難である。その東日本大震災に戦後最悪のヘタレが最高権力者のイスに居座ったままなのである。

 そのクセ、反原発が票になると知るや早速、大衆迎合する「アカの本領」だけはしっかり発揮される。

  誰にそそのかされたんや? あのナマズ以下の予知能力しかない自称・地震学者か…。あいつら地震が起こってから、自慢タラタラ、コイとるけど、そんなん最初っから分かっとったら何で今回の大地震、予知できんかったんや? 1万5千人以上の犠牲者を出した責任とって一人でも“ハラ切った”か? そんな連中の尻馬に乗って電力不足のわが国から、さらに電力奪って、ただでさえ弱っとるわが国産業の息の根止めるつもりか

 それからや。何やこの財政難の緊急事態に何たら補佐官や委員会だの内閣官房参与やの、訳の分からんポストや寄り合い場つくって、よけい、こんがらがっとるやないか。しかも“メンツ”はそろいもそろってヘタレのオトモダチや。

 そんなセンセイ方の意見は、うのみにするクセに、現場で復興に汗流す、自衛隊の訴えには知らん顔か? その証拠に震災後、2カ月以上たっても、ただの一回も安全保障会議、招集してないやないか。

 あっ、読めたで…。安全保障会議には自衛隊のトップ・統合幕僚長がメンバーに加わる。今回の震災の復興の基幹をなすのは、言うまでもなく10万余の兵力を派遣した自衛隊である。その献身的な活動は東北の民ならず全国民の感謝と称賛を浴びとるのである。

 その自衛隊のトップに会議のイニシアチブとられるぐらいやったら、日本がツブれたほうがマシか…さすが「活動家」出身のたくらみや。まさか、日本が弱り切ったところで中国あたりに“売り渡す”つもりやないやろな。

 こんな権力の亡者が自ら辞めんとハッキリ、コイとる以上、引きずり降ろすしかないやろ。国会のセンセイ方は何しとんのや。(カメラマン)

---------------------------------------------(産経新聞2011.4.21)

震災時に止まらない中国の陰謀 復興に現政権がもはや“国難”

河添恵子

 「日本の復興を支援」とG20の声明は美しい。が、隣国のホンネはどうなのか? 中国を代表するビジネス紙は、「日本の大震災と不況入りは、中国にとって千載一遇のチャンス」「経営難に陥る日本企業の買収が日本の地位を奪う近道」などと報じている

 この手の“乗っ取り”系が中国的経済活動の主流だが、国家はさらに“利己的な生き物”だ。被災地&放射能漏れの対応でアップアップする日本政府の姿が世界にさらされる中、援助との両輪で本性をさらけ出している。

  韓国が領有権を主張する竹島(独島)の北西約1キロの洋上に計画された「総合海洋科学基地」なるものの基礎工事が、今月中に着手される見通しだ。また、ロ シア極東サハリン州は、北方領土を含む同州の開発プロジェクト-国後島での温泉保養地整備や水産加工分野など-に関する投資説明会を北京市内で行ってい る。参加者は政府関係者他、東北三省(黒竜江・吉林・遼寧)の企業関係者。ロシア政府による北方領土の実効支配に向けた謀略と、そこに加担する中国の陰謀 は止まない。「日本が混乱している機に乗じて、尖閣諸島(釣魚島)を奪取すべし」といった主張も紙面を踊る。

 日本の混迷がこのまま長引けば、さらに狙われ弱体化してしまう。なのに、テレビは原子炉建屋内部の説明には相変わらず熱心だが、あとは風評被害がらみと、「日本は一つ」「頑張ろう!日本」など、きれいごとばかり。なんだか違和感…。そもそも、 菅直人首相は一体いつになったら明確な国家ビジョン&タイムスケジュールを出すのだろう? それがあってこそ、人々は希望を持って日々を頑張っていかれ る。キュウリやイチゴを食べて、パフォーマンスしている場合じゃない。

 「禍を転じて福と為(な)す」の精神で、東北地方の復興&再建と同時に「強い日本」を目指すリ・スタート地点に、国民の一人として立って努力をしていきたくても、現政権がもはや“国難”だ。(ノンフィクション作家)

----------------------------------------------------------(産経新聞2011.7.21)

首相の身辺洗ってたたき潰せ  

宮嶋茂樹

何がストレステストや! また騒いだか市民ゲリラの血が! 原発の前にいっぺん「国民のストレス」テストやれ。この猛暑と政局のイライラと、日に日に増す経済的ストレスで国民は爆発寸前や。

 福島第1原発の燃料棒がまき散らす放射能より、国に害毒を及ぼす首相が暴走し、内閣はとっくにメルトダウン。日本は破滅に向かってまっしぐらや。

 安定した電力と料金なくして、工業が発展できるか。見てみい。ペテン師の扇動に乗り、「反原発の活動家」がブイブイ言わせて調子に乗りまくっとるやないか。ゼニまで回してもろて、“北朝鮮の手先”もウハウハや。

  前にも言うたやろ、日本をドイツやイタリアと一緒にすなと。ドイツもイタリアも足らん電力をフランスから買うだけなんやで。第一日本だけ原発なくなったっ て中国も韓国もこれからドンドン原発増やすやろ。そのほとんどはなぜか日本海側や。毎年春先の黄砂の例を見るまでもなく、いったん中国で事故が起きたら放射能のチリは北京や上海に降るだけやない。偏西風に乗って日本列島にばらまかれるんやで

 もはや赤ん坊から老人まで、誰が見たってまともやない人間をいまだトップにいただいとる民主党は万死に値する。そんな民主党政権をかばいつづけた朝日新聞は築地から福島へ本社を移せ。

 このままやったら、日本はギリシャになるぞ。すでに日本国債の信用度は地に落ちた。原発稼働せんとさらに電力不足、日本を代表する企業まで逃げ出す準備しとんのや。わかっとんのか。1社だけちゃうぞ。

  あの首相の暴走を国会のセンセイ方はよう止めんのやろ。もはやわれわれが“たたき潰す”しかない。もちろん「社会的」にや。警察、検察、税務署、メディ ア…あらゆる機関は、首相の身辺洗え。すでに外国人から政治献金受けて、政治資金規正法違反の疑いが出とる。こないだも拉致事件容疑者の家族が所属しとる 政治団体側にゼニ回しとったやないか。首相の手当返上して家計は火の車のハズやのに毎日、東北の民が一生行けんような高級レストラン、ハシゴしとんのや。 何かおかしいで!(カメラマン)

----------------------------------------------------------(産経新聞2011.7)

だまされた国民がバカなのか  

宮嶋茂樹

 「菅の顔なんか見たくないのか?」やと・・・・逆に聞きたい。あんなにやけたツラ見たい国民ひとりでもおるの? 不信任決議否決されて「ホッとした」やて? せめてホッとするのも、にやけた笑い顔さらすのも福島の原発押さえ込んでからにしたれよ。

 そうや、左マキの連中が「日独伊反原発三国同盟」とこいとるらしいな。アホか!! 怒るで。先の大戦では三国同盟結んで、日本は史上初のみじめな敗戦を味わったんや。あのあの過ちを繰り返すつもりか。

 第一ドイツとイタリアは原発やめて、足らんようになった電力は地続きのフランスから買うんじゃ。自らは手を汚さずきれいごとこいて、高いゼニ払うてでも原子力の世話になるんや。島国の日本とドイツねイタリアを一緒にすな。

 さては原発やめて足らんようになった電力は虫国、ロシアの原発から買うつもりなんやな。あいつら日本の足もと見て吹っかけるぞ。そのとき、海底ケーブル敷設のための増税に応じる覚悟はできとのやろな。
 しかし悪いことにおのれの保身に熱心な国会のペテン師どももゼニと票のにおには敏感や。そのペテン師どもが反原は票になると気付いてしもうたフシがる。東京のどっかの区長なんか、反原マニフェスト掲げて当選しょったのである。区民は覚悟できとんのやろうな。
 東電が原発に頼っとった約3割の電力はいらんということやのう。夜はランプとロウソクで過ごしてええんやろう。後になって「そんなつもりやなかった」なんて言うたって遅いで。
 現政権が、選挙のときだけできもせん甘言で、ペテンにかけたことをもう忘れたんか? あげく日本は取り返しのつかんことになってしもうたんやで。
 だましたペテン師が悪いのか、だまされた国民がパカなのか。そんなもんこんな政権を選んだわれわれがアホやったにきまっとるやないか。次の総選挙のときは注意せいよ!! (カメラマン)

------------------------------------------(産経新聞2011.7.15)

前復興相は中国共産党みたい  

河添恵子

 「民主党の本質が垣間見えます」という文面とユーチューブのアドレスが知人から送られ驚× 怒!! 松本龍震災復興担当大臣(当時)の恫喝(どうかつ)映像だ。宮城県知事の「お客さま」のつもりとはオゾマシイ感覚だが、ラストに一発、「今の最後 の言葉はオフレコです。書いたらもう、その社は終わりだから」だって。ほぉ~何様? 中国共産党みたいだ。

 翌朝には「九州人」「B型」と 意味不明の釈明会見ながら、早々に自らレッドカードを選んだことは良かった。が、案の定、この史上サイテー人事にも“ズル菅”はパフォーマンス陳謝。本人 は一日でも長く首相というイスに座り続けたいらしいが、被災者は一秒でも早く不安&大変なこの生活から脱出して、新たな船出をしたいのだ。

 なのに、今度は原発のストレステストだって。多くの国民にとっては、菅内閣が超ストレスなのだけど。

  “恫喝辞任事件”直後、被災地の方がテレビカメラに向かって、「永田町の議員さん、みんな取り換えた方がいいのでは…」と本音をポロリ。無責任、実行能力 の欠如、無秩序、恫喝、傲慢、非情、面従腹背、ウソつき、ごまかし、人心掌握術ゼロ…など、菅首相を筆頭に議員たちの言動は反面教師でしかない。テレビで 政治ニュースを流すときは、「良い子は決してマネをしてはいけません」とテロップで注意を促す方がいいような。

 そういえば大震災から間もなく、川端康成が『古都』を執筆した場所として知られる京都の邸 宅「下鴨泉川亭」が香港系ファンドの会長に売却された。賀茂川と高野川に囲まれた三角地帯にたたずむ邸宅の南隣は谷崎潤一郎が暮らしていた「石村亭」で、 西側は世界遺産の下鴨神社。神のご加護がありそうな最高の立地が…(涙)。水源地、富士山周辺の温泉リゾート地のみならず、文化的資産にまで中国マネーの 食指が動いている。

 インテリジェンスに欠ける、スキだらけの日本はこの瞬間も狙われている。誰が“最大不幸社会”への最悪の流れを断ち切ってくれるのか?(ノンフィクション作家)

-------------------------------(産経新聞2011.6.30)

震災時の善人悪人、分かれ目は?

笹幸恵

 応急仮設住宅の第1号が完成したのは、3月末のことだった。震災発生から8日目に、プレハブ建築協会が岩手県陸前高田市で着工した37棟である。このとき仮設住宅で使う照明器具を提供したのは、大阪に本社を置く照明器具の製造販売会社・大光電機だった。

  3・11は金曜日。週末、東北地方の惨状が次第に明らかになっていくなかで、同社の前芝辰二社長は「ただならぬ事態だ」と息をのんだ。週明けの月曜、すぐさま震災対策本部を設置し、東北地方の営業所にいる社員の安否確認、取引先の支払い猶予、そして仮設住宅に使用する照明器具の納入を申し出た。同時進行 で、救援物資の確保に動いた。ある社員には、野菜ジュースとおむつを入手するまで出社するなと厳命した。物資の梱包(こんぽう)は社長自ら陣頭指揮をとった。その物資も、被災地で効率よく分配できるよう段ボールの中身を統一し、内訳を記した一覧表を添付した。細やかな配慮は、受け取る側の人々に喜ばれた。

 「私ら、こんなことばっかりやってますねん。そのついでに照明を売っとりますのや」

 現場からのたたき上げという前芝社長は、表情一つ変えずに飄々(ひょうひょう)と言った。おそらくこのように震災対応に尽力した企業はあまたあったことだろう。

 一方で、母方の実家が福島県南相馬市にあるという知人によれば、現地では泥棒が跋扈(ばっ こ)しているという。避難勧告が出され、人っ子一人いなくなった町。一時帰宅で戻ってみれば、どの家からも軒並みテレビが消えていた。トラックの荷台にテ レビを積み込む泥棒の姿を実際に目撃した人もいるようだが、ただ呆然(ぼうぜん)とその姿を見ているよりほかなかった。自警団を組織したが、時すでに遅 し。

 震災から3カ月半が経過した。この間、私たちは自然との対し方ばかりでなく、人間のありようを問われてきたように思う。一刻も早く救 援物資を送ろうとする人間、家人がいない隙に盗みをはたらく人間。どちらも人間の姿であるならば、その分かれ目は一体どこにあるのだろうか。(ジャーナリ スト)

-------------------------(以上引用終わり)-------------------- 


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