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黄砂 [環境問題]

 こんにちは~ (*^_^*)/

 先日、耳鼻科 に行ったら、花粉症で大盛況。ところが、その耳鼻科は今年に入ってから老先生(どこかの医科大の教授だった筈)が引退して、その(医科大で)部下だった勤務医も皆辞めてしまって、跡取り息子(だと思う)が、一人で切り盛りしていて、2時間ほど待たされた。ああ、こんなところにも世代交代による医師不足(新宿なのに[exclamation×2])の影響が出てるのか、と感じました。

さて、 花粉症の原因は、実際には花粉でなくトラックの排気ガスなどに含まれる煤煙が主たる原因と言われています。活性炭のように多孔質になった煤(スス)が、花粉などのアレルゲンをくっつけた花粉団子の状態で飛び込んでくるのが、過剰なアレルギー反応を引き起こすようですね。実際に、花粉症の人でも、都会から離れた山(例えば高野山など)へ行くと、花粉の飛散量は多いはずなのに、花粉症の諸症状が和らぐという報告もあります。

その煤煙を上回る汚染度でもって飛来するのが、Made in China の汚染された黄砂です。煤煙以上に花粉症を悪化させる要因になりそうですね。

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 環境省が平成14~19年度に実施した黄砂実態解明調査で、黄砂飛来時の浮遊粉塵(ふんじん)の成分を分析したところ、硫酸イ オン硝酸イオンの濃度が相対的に高いことが判明した。

  「これは四日市ぜんそくの原因として知られる二酸化硫黄二酸化窒素などが反応し、黄砂に付着したとみられる」と話すのは大分県立看護科学大学の市瀬孝道教授(生体反応学)。

  中国の工業地帯を通過した際に付着した可能性が高く、吸い込むと「のどや気管で炎症を起こす危険がある」(市瀬教授)。目がチカチカしたり肌がピリピリす るなどの異常も報告されているという。

  さらに、黄砂にはア レルギー反応を活性化させる死亡微生物が大量付着していることも判明。動物実験で、黄砂とスギ花粉の両方を投与すると、黄砂や花粉の単独投与よ り激しいアレルギー反応が確認された。

 砂の主成分である二酸化ケイ素もアレルギー反応を活性化させることが知 られており、市瀬教授は「黄砂は砂そのものと、付着した微生物により、花粉症などのアレルギーを悪化させる可能性が高い」と 指摘する。

ゴビ砂漠の乾燥で…

 気象庁によると、平成12年までの30年間で日本で黄 砂が観測された年間日数は平均20・2日。ところが、同年以降は40日超の年が続出している。原因として考えられるのは、中国で広がる過放牧や農地転換に よる土地の劣化、砂漠化だ。

 さらに、黄砂発生源の地表状態や、黄砂を運ぶ偏西風の流れなども飛来量を大きく左右するという。

 気象庁によると、今年はゴビ砂漠付近で積雪が少なく地表が露出している上、空 気も乾燥しており、黄砂が空中に舞い上がりやすい環境にあるという。今月3日現在の年間観測日数は例年より若干多い11日だが、気象庁は、今後強い西風が日本へ吹き込むと「日本に黄 砂が届く日数が増える可能性がある」とみている。

 一気に大量飛来したものより「ゆっくり中国を横断してきた小規模な方が汚染濃度が高い」 と市瀬教授。「特に肺疾患系の病気を抱える人は飛来時に必ずマスクをしてほしい」と注意を呼び掛けている。

(産経新聞http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/100404/dst1004042130003-n1.htm)

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大陸の環境破壊の凄まじさは、空港で飛行機のハッチが開くと、目にしみるほどの刺激臭に襲われるほどです。国土の多くが汚染され、こんな状態になっています[がく~(落胆した顔)]



正直なところ、SFXの合成映像だと思いたいところですね。ちなみに、水俣病の時には背骨の曲がった魚が捕れたそうです(売り物にならない魚を食べた漁師に被害が出たと言われている)が、現代Chinaでも曲がった魚が捕れているようです

なぜ、環境団体が声を大にしてChinaの環境破壊を非難しないのか、不思議でなりません[exclamation&question]お金でももらっているのかな[exclamation&question]


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