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地震と国民の品性 [社会・環境問題]

こんにちは 梧桐です。

3月11日東北地方で地震がありました。皆さんはお怪我などされていないでしょうか。被災された方々にお見舞い申し上げます。また、この地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。<(_ _)>

さて、梧桐は、東京にて地震にあいました。最初はいつもの小さいのかと思いましたが、次第に大きくなる揺れに「ついに、東海大地震が来たか!!」とも思いました。幸いにして、書籍が散乱したくらいで、破損したのは落下した書籍の直撃を受けたキーボードくらいです。気象庁のホームページを見ると、

「平成23年03月11日15時01分 気象庁発表
11日14時46分頃地震がありました。
震源地は三陸沖 ( 北緯38.0度、東経142.9度、牡鹿半島の東南東130km付近)で震源の深さは約10km、地震の規模(マグニチュード)は7.9と推定されます。」との記載があり、

現在では、規模はM(マグニチュード)8.8,震度は7と訂正されています。

被災地の一日も早い復興をお祈りします。

さて、 地震も収まって交通の復旧状況を確認していると、

 ----------------------------(Soccer King 2011.3.11より転載)-----------

アーセナルのメンバーが日本の被災者へ激励のメッセージを送る

ウィルシャーをはじめ、多くの選手が被災者に激励のメッセージを送っている。
ウィルシャーをはじめ、多くの選手が被災者に激励のメッセージを送っている。

 アーセナルの3選手が、日本で発生した東北地方太平洋沖地震で被災した人々にツイッターでエールを送っている。
 ジャック・ウィルシャーは「日本での地震はまさに悲劇だ。悲劇の時間が一刻も早く終わることを祈っている」とコメントし、アンドレイ・アルシャヴィンは「頑張れ日本!みんなの無事を祈っているよ」とメッセージを送っている。
 バカリ・サニャは日本の他、災害や政変で苦しむ世界中の人々に向けて応援の言葉を発している。 
「日本、ニュージーランド、ハイチ、リビアなど様々な状況で困っている人へ。僕は心からみんなを応援している」
 また、現在アーセナルからカーディフにレンタル移籍中のアーロン・ラムジーも「日本のみんなのことを心配している」というメッセージを送っている。

----------------(以上引用終わり)-----------------

という記事を見つけました。それに対して2chでは「口だけの援助なら何でも出来る」という心ない批判もありましたが、言葉だけでも辛いときには有り難いものです。マイクロブログの話ではありますが、【東北大地震】「四川大地震の時は日本人が助けてくれた」中国マイクロブログに広がる日本へのエールと、反日教育によって反日感情の高いChinaにも「四川大地震の日本救援隊を思い出し」て被災者を悼みエールを送るものが多くあったとのことです。台湾の掲示板では、1999年の中部地震の時に災害救助をした事を憶えていてくれているのでしょう。「被害が大きいのなら我々も助けたい」「同じ地震が来たら都市は壊滅するだろう。本当に大丈夫?」との書き込みが。

しかし、日韓交流サイトKJCLUBを覗いて、胸が悪くなりました。

-------------------------------------(サイトより引用・原文まま)---

草なぎ剛映画のように沈没する日本を入手するのか?
難民申請は日本の女子高生に限定して受け取る
他の国に起きれば胸が痛んでするはずだが、楽しみがわく日本の犬たち
天罰
自業自得
日本人たちがたくさん死んだら良いだろう

------------------------(以上引用終わり)----------------------------

品性を疑うような書き込みが大半でした。 韓国嫌いの2chねらーのネタかとも考えたのですが、書き込まれた件数や内容の多彩性を考えると、とてもマッチポンプのためにつくられたものとは思えません。おそらく、本当に韓国の人が書き込んだのでしょう。そう言えば、2004年の新潟中越地震についての新聞記事(下)がありますが、これを見る限り今回の書き込みも反日韓国ネット(でもタイトルは日韓交流サイトKJCLUBと日韓の橋渡しをする友好的なネーミングなんですが)の現実なのでしょう。

http://www1.kjclub.com/UploadFile/exc_board_62/2011/03/11/2222.JPG

同様の報告は多々なされていますね。「また在日を虐殺するんですくぁ?」という書き込みもありました。教科書にも誤った記述がなされているという関東大震災での混乱について、キチンとした資料を基に検証した本が刊行されているので、そちらを読んで頂きたいと思います。

関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実

関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実

  • 作者: 工藤美代子
  • 出版社/メーカー: 産経新聞出版
  • 発売日: 2009/12/02
  • 1923年(大正12年)9月1日の関東大震災において、数千・数万の居留朝鮮人が、デマにおびえた日本人によって虐殺されたとされる“伝説”は、日本現代史上の抜きがたい汚点のひとつとされ、今もなお我々日本人に苦い思いと悔恨の念を強いる。
    しかし、この“伝説”については、あまりに抜きがたい汚点とされたためか、例によって一種のタブーとされ封印されて、その実態と内実について、我々一般の市民向けの実証的で冷静な研究著作がなかなか入手できないもどかしさがあった。
    本書の著者・工藤美代子氏は、このタブーに挑戦し、上記の実証的で冷静かつ地道な研究活動を通じて、この関東大震災『朝鮮人虐殺』と呼ばれた歴史 的事件の実態と、ある特定の社会的政治的勢力の戦略によって、その被害者数が意図的に水増しされ、被害実態がより残虐に誇張されていく過程について明白に 描き出すことに成功している。この過程はまさに共産中国による“南京大虐殺”といわれる“伝説”の成立・変遷とまったく相似形であることが痛感される。(Amazonの書評より) 

  • ------------------------------------------(産経新聞2011.3.8より転載)--

ソウル支局長・黒田勝弘 新幹線は日本発の“文明”

 日本で九州新幹線が完成し鹿児島から青森までつながった。先日、新幹線が通る九州3県の鹿児島、熊本、福岡の3市長が一緒になり、観光PRのため韓国を訪れていた。

 日本の高速鉄道“シンカンセン”は周知のように1964年、東京オリンピック開催に合わせ完成した。この年、新聞記者になったぼくは、新米記者のトレーニングで開業を前に新幹線の試乗記を書かされた。以来、47年。ぼくの記者生活と新幹線は同じ年数がたったことになる。

 日本で新幹線という世界初の高速鉄道のスタートを経験したぼくにとって、韓国の高速鉄道KTX(コリア・トレイン・エクスプレスの略)は気になる存在だ。KTXはフランス高速鉄道TGVを導入し2004年に開業した。建設過程で路線の変更や手抜き工事など曲折が多く、完成も遅れた。当初は在来線を利用し、本来の専用路線が完成したのは昨年のことだ。

 最近、ソウル近郊で起きた脱線事故を機に安全性が問題になっている。今回はトンネル内での6両脱線という、あわやの事故だったが、幸い死傷者はなかった。しかし直後に走行中の立ち往生事故も発生している。そこで「どうもKTXは故障が多いらしい」となった。 批判に対し鉄道庁首脳が「小さな故障で騒ぐな」と言ったものだから、鉄道当局の安全軽視(?)に不満と批判が集まっている。

 これでは韓国にとって“海外輸出”どころではないが、日本の新幹線ではなくフランスのTGVを導入したKTXだけに、日本人の心理としてはどこか「それみたことか…」といいたいところがある。

 もちろん新幹線だったとしても、そうした事故や故障はなかったとはいえない。逆に、不都合が起きると何を言われたかわからない。  事実、韓国高速鉄道が国際入札になった当時、日本側にはどこかそうした腰の引けた雰囲気があった。日本が受注し新幹線導入となった場合、「反日感情を刺激 するからまずい」「事故が起きれば日本は袋叩(だた)きになる」というわけだ。今から20年ほど前のことだが、だから日本の世論も政府も新幹線の韓国輸出 にはそれほど盛り上がりはなかった。

 しかし韓国の鉄道は歴史的には日本の鉄道として成長した。技術、運営、管理から安全対策まであらゆる面が日本流の“鉄道思想”になっていた。KTXへのTGV導入は、その100年にわたる韓国鉄道史に突然、フランスが入ってきたのだ。戸惑いは当然あったに違いない。 韓国の鉄道環境は、気候風土はもちろん、トンネルや高架、曲線の多さ…などTGVよりはるかに新幹線向きである。日本が受注しなかったことはいまなお残念である。

 新幹線は安全性や正確性、運行システム…など今や世界高速鉄道史に冠たる日本発の“文明”である。 文明はルーツを離れ世界に広がる。新幹線を導入した韓国がそれを自らのモノにし、海外輸出するようになったとしても仕方ない。それは日本文明の栄光である。

 KTXは重厚な新幹線に比べるとスマートで軽量、軽快だ。車内もブルー系でしゃれている。固定座席は方向が変えられるよう改善された。改札がなく気楽なのはいいが、日本人には緊張感を欠く感じがする。“無改札方式”が安全不感症につながらないよう願うばかりだ。

-----------------------------------(以上引用終わり)-------------------

今回の地震でも、昼間の時間,震源地が10kmと浅く規模が大きな大地震にも拘わらず、「走行車両の脱線・転覆による死傷者」 というニュースはまだ出ていませんね。緊急停止した車両に閉じ込められた方々は大勢おられるでしょうが、地震を原因とする鉄道事故で死者・負傷者を出さなかった(11日22時現在まで)鉄道会社の安全対策の万全さには頭が下がります。

東京では、JR東日本が早々と終日運休を発表した以外は、私鉄や地下鉄が20時頃から復旧し運転を再開するなど、現場の方々のご尽力で平常に戻りつつありますね。関係者の皆さま、ご苦労様です。


タグ:地震 ネット
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